2021/03/30 21:40

日本原産のアブラナ科の葉菜類で、平安時代にはすでに京都周辺で栽培されていたようです。

江戸時代の農学書などには『水菜は蕪の葉より旨く、その種子から採った油を刀剣に塗ると錆びない』等と記載があります。

一般的には水菜と呼びますが、関東圏では京都の葉菜なので京菜と呼ばれることが多いようです。その他、葉のギザギザがヒイラギに似ているので『柊菜(ヒイラギナ)』、株の部分から何本も枝分かれしているので『千筋菜(センスジナ)』などと呼ばれることもあります。

因みに、水菜と呼ばれるようになったのは、肥料などを使用せず、土と水のみで栽培する栽培方法にあるようです。